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重蔵神社の狛犬

輪島にある重蔵神社拝殿前に、ひと際古い一対の狛犬があります。この狛犬を寄進いたしましたのが、当店二代目店主 「角 知太郎」でございます。重蔵神社の大火の時に熱で風化して台座の隅っこが欠けてしまっております。
当代の父である四代目は、この狛犬を新しく寄進するつもりでおりましたが、59歳で亡くなってしまい、寄進することが叶いませんでした。その遺志を継いで当代が寄進を申し出ましたところ、神社の宮司さんに止められました。
「重蔵の
 角(かど)ちィと欠けたる
(角知と書けたる)
 宮の狛犬」
という「段だら」があるので、このままにしておいてください。とのことでした。
(注:段だらとは、輪島に伝わる言葉遊びで、中七が2通りの意味にとれるように作った俳句です。)
“狛犬の角が少し欠けている”というのと、“角知と書いてある”という意味の2通りにとれるという「段だら」です。
宮司さんにそのように言っていただけて大変ありがたく、また先祖を誇らしく感じました。
狛犬の台座
台座の刻銘