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蒔絵師さんの金粉入れ

大体の蒔絵師さんは写真のような薄い引き出しが何段もある木製の棚をお持ちです。
その一段一段には粗さの異なる金粉や切金が入っています。
金粉には 消紛、丸粉、梨地紛、平目紛など 形状の異なる種類がございます。また、消粉には 赤口や水色など色味の違うのもがありますし、粉の粒の大きさによって号数も色々ありますので、奥行きのある蒔絵にするためにはたくさんの種類の金粉を持っていないとなりません。
蒔絵師さんの使う金粉や切金は純金なので、価格は金相場に連動します。
今は非常に金の価格が高騰しており、蒔絵師さんは金粉を仕入れるのにご苦労されています。
芸術作品を作るための金は、投機の対象とは別にして保護していただけたらいいのに…と常々思っています。